トップページ

ー 新着記事 ー

医療は「スーパーマン」頼みで良いのか? チェックリストが生む本当の価値
チェックリストは面倒で、儀式的に思えるかもしれません。しかし、プロフェッショナルであればあるほど、それを疎かにはしません。手術の合併症の約半分はavoidable(回避可能)と言われています。ハーバード大学の外科医アトゥール・ガワンデ先生は...
心タンポナーデと緊急心嚢ドレナージ
心タンポナーデは即座に心停止するリスクがある恐ろしい疾患です。初期の立ち回りが予後に大きく影響すると思います。 ただ、心嚢液がある≠心タンポナーデである点には注意が必要です。心タンポナーデになるかどうかは心嚢液の貯留するスピードが大事です。...
軽症の心不全入院では尿量測定は不要かもしれない
心不全で入院!利尿剤注射!となると何となく尿測もセットで行いたくなりますし、実際ルーチンで行われる事はあるでしょう。しかし、その尿測は本当に必要でしょうか。自覚症状が強くて動けなかったり、CCU/ICUに入るほどの重症例で尿バルーンが入って...
研修ローテ中のつまらない助手を楽しむ工夫
研修医で各科をローテすると、どうしても避けられないのが手術の助手。例えば循環器内科だと心臓カテーテルの助手として清潔野に入らされます。透視の画面を見ても何が行われているか分からず、循環器内科医達は意味不明な略語でやり取りをしています。時々、...
心不全患者の輸液本体には生食?ブドウ糖液?
心不全患者の輸液の本体には何を選びますか?過剰な輸液は害になるため一日一回の静注薬の使用だけならルートロックを選択することもあるでしょう。しかしカテコラミンや他の薬剤など輸液本体がキープのために必要な場面も多いです。仮に10ml/hとしても...
不整脈専門医がいない施設でのアブレーション治療
私は不整脈専門医では無いものの、循環器内科医としての嗜みとして多少のアブレーションの勉強はしています。今の勤務先は不整脈専門医がいないためクライオが使えず、手頃なPafも高周波で治療しています。不整脈専門じゃない人ほどクライオの方が良い気が...

医療者向けに心臓のイラストを公開中!!

疾患の情報を1枚のスライドで説明