すずねこ

循環器一般

【抗凝固薬】DOACではなくワルファリンを選択すべき状況

DOACの方が薬価は高いものの出血リスクが低く管理が楽なため、どちらでも良い状況であればDOACを選択する医師が多いと思います。しかしDOACは不適切でワルファリンでなければならない症例もあるのでまとめます。機械弁機械弁を留置後はワルファリ...
日常

医療者に勧めたい本:『世界一わかりやすい「医療政策」の教科書』と『究極の食事』の紹介

今日読んだ本の紹介です。『世界一わかりやすい「医療政策」の教科書』を読み終えました。政策とありますが、実際には科学の話(政策に関するランダム化比較試験や科学的検証の話)なので、実用といよりは勉強になる内容です。恥ずかしながら政策に関する研究...
日常

日記を書くメリットとデメリット:成功体験を中心に

日記を書き始めることにしました。毎日日記をつけることはネガティブな感情をより増幅させる悪循環に陥ったり、感情が不安定になる、日常業務に終われて時間が厳しい、モチベーションの低下など負の側面があり躊躇していました。日記は不幸になる可能性がある...
心筋梗塞

後壁心筋梗塞の心電図

ST上昇型心筋梗塞(STEMI)が緊急疾患であることは周知のことです。STEMIでは対側変化(reciprocal change, ミラーイメージ)と言ってST上昇の誘導と反対側に、鏡のようにST低下を認めることがあり、ST上昇を判読しにく...
コラム

働きアリに学ぶ医師の働き方

働かない働きアリは、種の存続に大きな貢献をしています。アリの生存戦略を学ぶと、医師の働き方にも共通するものがあるように思えてなりません。
心不全

僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症(MR)の一次性と二次性を図解で解説。
肺循環

肺高血圧症まとめ

肺高血圧症についての解説はこちら。
肺循環

肺塞栓と血栓素因の話

肺塞栓症・深部静脈血栓症の診断時には、がんのスクリーニングや血栓素因の検索が必要です。特に抗リン脂質抗体症候群は陽性となる抗体によって治療方針が変わる影響があります。
循環器一般

心電図をどう学ぶか

心電図をどうやって学ぶべきか、循環器内科医の実体験を話しつつ、オススメの書籍や勉強する上での注意事項について解説します。
虚血性心疾患

冠動脈のステントに抗がん剤が塗ってある理由

心臓カテーテル治療で使われるステントには薬剤が塗られており、薬剤溶出ステントと呼ばれます。この薬剤は抗がん剤が塗られているのですが、なぜ心臓の治療で抗がん剤?今回はその理由を冠動脈治療の変遷と共に解説します。